「風邪を引きそうな時はいつも風邪薬を早めに飲んでいるんだよね~」
この間知人が話していたことです。
みなさんは市販されている風邪薬を使ったことはありますか?
私も使ったことがあります。
でもそれ、風邪を予防したり治したりするものではないようです!
風邪の”症状を緩和する”ためのものなのです。
しかし「いや、でも飲んだ方が早く治るよ」という方もいらっしゃいます。
それは、風邪の症状を抑えている間に自己治癒力で治っているんです!
風邪薬を使って症状を抑えると、楽になって頑張れちゃうんですよね。
ですから、頑張って動きすぎてかえって治癒を遅らせてしまうということも考えられます。
「じゃあ風邪薬は一切使わない方がいいのか?」
そうではありません。
しっかり栄養を取って休めるならそれが一番ですが、
「講演があってしゃべらなきゃならないけど咳が止まらない」だから咳止め。
「今日だけは大事な仕事なのでぐったりしていられない」だから総合感冒薬。
「栄養を取りたいけど症状が重すぎてできない」だから病院の処方薬。
このようにどうしても必要なときはあると思います。
不摂生もしていない。栄養もしっかり取っている。
それで時間が経ってもなかなか治らない症状があったら病院で診断してもらいましょう。